【ヒプノセラピー】 私の前世療法体験

こんにちは、ヒプノセラピストの蒼乃ひろこです。

30歳の頃、私は初めてヒプノセラピーを受けました。

前世療法でした。

その時は前世なんて興味もなく、前世療法という言葉も知らなかったと思います。

でも初めて受けた前世療法で私の大きな悩みが吹き飛び、人生を前向きに進めることが出来ました。そしてそこから自分の人生の舵が大きく方向を変え始めました。

今日は私の前世療法体験をお伝えしたいと思います。

そのころ私はアメリカに住んでいて、ある男性と出会いました。日本語を教えたりしていくうちに、よく会うようになりましたが、全く好きではありませんでした。

彼はその頃、彼女に振られたばかりで、でも忘れられず、ちょっと精神がおかしくなっていて、彼女を振り向かせるために、ストーカーみたいになっていました。私は無理やり彼女と会う手伝いをさせられたりしました。

そして、彼女は怖くなり警察に行き、接近禁止令が出されました。

その後、彼は自殺をすると言って、銃を調達したり、その翌日いきなり行方をくらましたり、私はその言葉と行動に振り回され、毎日疲れて毎日泣いて、どうしていいか分からない日が続きました。

そして、行方が分からなくなって、数日後、彼から電話がありました。彼は、彼女に会いに行ってしまい、逮捕されて刑務所にいました。

私はまだアメリカに住んで2年程で、英語も上手ではなく、ましてや刑務所のことなど全く分かりませんでしたが、何故か彼を助けなければと思い、保釈金の手配をしたり、少しですがお金を貸したり、彼の家族以上に色んなことをしました。彼とは会って数ヵ月で、更に全く好きでもない人でしたが、何故か、この人を助ければならないと思い、全力を尽くしました。

そして彼が刑務所から出てくる日、これからは私がこの人を支えていくしかないと思っていました。迎えに来てと言われて準備もしていましたが、知らない間に出所しており、その後もすぐに新しい彼女を作り、私は自分がしたことはなんだったと無力感と脱力感、怒り、いろんな感情が入り乱れて、立ち直れない日々が続きました。

そんな時、思い出したのが以前に紹介されたヨガの先生でした。瞑想をしたら救われると勝手に思い込み、連絡を取り、瞑想を習いに行くと、その先生のご主人がヒプノセラピーもされていました。何も分からないまま受けたそのセッションで、前世療法をしました。

私は、1700年代、スェーデンの村でフランチェスカという名前の女性でした。そして夫は、その現世で私を苦しめた彼。

ある日、村で争いが起きていました。男の人たちが銃を持って集まって、私の夫に銃を向けていました。私はそれを少し離れたところから隠れて見ていて、夫を助けに行かなければと思いましたが、助けには行きませんでした。そして夫は銃で撃たれ死にました。

前世で、私は夫を助けられなかった罪悪感を持ち続け死にました。

そしてその罪悪感を現世まで持ち越して、その罪悪感をぬぐうのが、現世での私の役割だと分かりました。

そのことが分かった時に、彼と会った意味、なぜ私が意味もなく、こんなにこの人を助けなければならないと思ってしまったのか、全てが分かったように思いました。

そして、それだけのことだったんだと全てを納得し、心から重荷が降ろされて、辛かった気持ちから一気に解放されました。驚くべき体験でした。

その先生とは、その後定期的にセッションを受け、スピリチュアルなことを教えてもらいました。私の人生が今までとは違う方向へ向いて行った、大きな転換期となりました。

私を苦しめた彼がいなければ、その前世療法をすることも、スピリチュアルな学びもなかったかもしれません。そう思うと、その彼に感謝をしています。

前世療法は、悩みや生き辛さの原因を探り、何故そんなことが起こったのかを知ることで、気付き、学び、癒される、とてもパワフルなセラピーです。

前世療法に興味のある方は、是非一度お問合せ下さい。

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