インナーチャイルドとトラウマってどう違う?

インナーチャイルドとトラウマってどう違うの?という質問をクライアントさんから頂きました。

確かに、何か似ているようですが、違いは何なんでしょうか?

インナーチャイルドとは、大人になっても心に奥にいる子どもの心を持つ自分自身のことです。

特に、子どもの時に子どもらしく振舞えず、我慢し、抑圧してきた感情を解放できないまま育ってしまった、傷ついた子どもをインナーチャイルドと呼びます。

トラウマは強い恐怖や危機感、感情的なショックを受けることによってできた心の傷です。

年齢は関係なく、小さい時の心の傷もあれば、大きくなってから精神的に傷ついたものもありますね。

例えば、戦争に行かなければならなかった兵士のトラウマの話などはよく聞かれるものです。

カウンセリングに来られるアダルトチルドレンのクライアントさんは、インナーチャイルドを抱えてやってきます。

それは、小さい時のトラウマ体験から、心が傷つきインナーチャイルドがいる場合もあれば、自分では特にトラウマと呼べるような体験はなかったけれど、子どもらしくできずに傷つき、インナーチャイルドを抱えている場合もあります。

インナーチャイルドはトラウマ的体験があろうがなかろうが関係ないということですね。

カウンセリングで専門用語を使って、難しい話はしません。
自分がどのカテゴリーに入るのかより、どんな生き辛さをかかえているのかをお聞きするだけです。

自分がアダルトチルドレンなのか分からない、インナーチャイルドがいるのか分からない、トラウマなんて特にないという方も、何かしらの生き辛さを抱えて生きているなら、そしてそれが長く続いていて、どうしたらいいのか分からないという方は, 一度カウンセリングを受けてみることをお勧めします。

「インナーチャイルドとトラウマってどう違う?」への 1 件のコメント

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