自分の器が大きくて、何でも許せて、怒ることなく人生を過ごせたら、幸せなのにと思ったことはありませんか?
私たちは、生まれてから、これをしてはいけない、あれをしてはいけないと言われて育ちますよね。
もちろん、火に手を近づけてはいけない、道に急に飛び出してはいけない…そんな大切な「してはいけない」もあります。
でも、親や学校の偏った考えで、不必要な「してはいけない」を押し付けられていることもあるかもしれません。
そんな「してはいけない」を心に植え付けられて育つと、自分に対してだけではなく、その「してはいけない」を守っていない他人に対しても「してはいけない」というセンサーが作動して、人を裁き、否定します。
人を否定をすることによって、一番しんどいのは自分自身です。
何かを否定するとき、一番傷つくのは自分自身なのです。
列に並んでいる時に横入りされて、「なんてことだ!」とその人を批判し、否定するとき、イライラして怒っているのは、あなただけですね。
横入りした人は何も思っていません。
でもそこで、「横入りしたのは何か理由があるのかな」とおおらかな気持ちで、批判せず、否定せずにいると、怒りは湧きません。
自分自身が何か理不尽な行動をする時、自分では理由が分かっているので、仕方ないと思えますが、他人の理不尽な行動は理由が分からないので、許せません。
でも、何か理不尽な行動をするには、その人歩いてきた道の中で何かしらの理由があり、その行動をとっています。あなたが知らないだけです。
「他人の目の中にある塵は気になるが、自分の目の中にある丸太には気づかない」という名言があります。
相手を否定すると自分が傷つきます。
相手が歩いてきた道があることを知り、思いやりを持って、相手を否定せず、全てを受け入れると、心に平安が訪れます。
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