「人生ゲーム」をしたことありますか?
したことがなくても、聞いたことはあると思います。

プレイヤーが、億万長者になるために、いろいろな職業についたり、結婚したり、家を購入したりなど、山あり谷ありの人生をシミュレーションするゲームです。

人生ゲームをしていて、お金をもうけたり、失ったり、結婚したり、離婚したりしますが、それで本当にうれしくて泣いたり、喪失感で1週間立ち直れなかったりしないですよね。

子どもの時は悔しいかもしれません、それはそのゲームの中に溺れすぎてしまっているからです。

大人になると、それはゲームだと楽しみながら、俯瞰して見ることができ、それを自分のことじゃないと知っているので、感情に溺れることもありません。

私たちの人生も同じです。

私たちの人生はゲームだと言われます。

人生ゲームでまず、自分の駒を決めるように、私たちの人生も、どの体に入り、どの家族と過ごし、どんな人生を送るか、決めてこの世にやってきます。

ゲームに溺れてしまい、それがゲームだと忘れてしまうと、悲しみ、傷つき、立ち直れないかもしれません

でも、それがゲームと知っている人は、どんな場面も楽しむことができます。自分の人生をゲームとして俯瞰で見ているからです。

辛いこと、悲しいことに出会うのは、私たちが自分を成長させるための試練であり、修行の場にしかすぎません。

そのことを忘れると、ただ「辛い、悲しい」と泣いて人生を過ごすことになります。

その試練に出会った時、これは修行の場であり、これを乗り越えた時に自分が成長できるのだと思うと、心の在り方が変わります。

自分を人生をいかに俯瞰して見られるか、これが人生を楽しく過ごす鍵です。

今あなたが、人生が辛いと感じているなら、この辛さを感じて、乗り越えて、成長するために生まれてきたんだと考えてみて下さい。

自分自身で設定したゲームなんだと。

自分で乗り越えられない試練は与えられないと言われます。

「人生は辛いもの、苦しいもの」という捉え方から、「人生は辛く、苦しい逆境を乗り越えるために試練の場」と捉え方を変えてみませんか?

その時に、人生ゲームを楽しむことができるはずです。