私は旅行するのが好きです。
旅行が好きな人も多いと思いますが、どうして旅行をしますか?
私は、今と昔では旅する目的が変わってきています。
昔は、その場所自体が好きで旅をしていました。
例えば、「エジプトにあるピラミッドが見たい」と思って、エジプトへ行くと言った感じです。
今でも、その場所自体や食べ物に魅かれて旅をしますが、どんどんとその国の文化や人に触れたくて旅をするようになってきました。
先日、友達と話をしていて、「私の旅する理由は、自分の価値観を崩壊させるためだ」と言うと、同じ価値観を持った友達は「私も、同じ!」と共感してくれました。
日本という国から出て、他の国の異なる文化の人と出会うと、「え!そんなのあり?!」と思うことが多々あります。
アメリカに行って初めて授業を受けた時は、先生が遅刻してきました。先生は机の上に座って、椅子に足を置いて授業をします。「ありえない!」
インドでは、近くに立っていた女の人がかわいいサンダルを履いていたので、ガイドの人に「あのサンダルかわいいですね」というと、「じゃ、あの人に頼んで、何かと交換してきてもらったら?」と言われました。日本のボールペンは高級だから、私が持っているペンとサンダルを交換してもらったらいいとのことでした。「そんなの、ありえない」
日本では「お客様は神様」で、店員はいつもスマイルで、丁寧な口調ですが、海外ではふてぶてしい店員が偉そうに接客してきたり、長年の親友か?と思うほど馴れ馴れしかったり。
日本では、非常識であることが、海外では全然大丈夫だったりします。
自分の価値観を崩壊させて、また日本に帰ってくると、日本での生活をまた違った視点から見ることができます。
自分自身の当たり前が、旅行するたびに崩れて、自分が一回り大きくなったように感じます。
カウンセリングでは、クライアントさんの視点が変わり、物事を違った角度で見ることができた時に、生き辛さが減り人生がシフトしていきます。
今までは考えてもみなかったことが、カウンセリングを受けることによって、「あ~そういう考え方もあったのか~」と気づくことが、カウンセリングで受けられる大きな恩恵の一つです。
それはまるで、旅をして自分の視野を広げて、価値観を変えて帰ってくるのと同じです。
「自分を変えたい」「人生を変えたい」と思っているなら、自分の視野を広げていくことが大切です。何もしないと視野は広がりません。旅をしたり、カウンセリングを受けて視野を広げて、価値観を変えて、自分の人生をを自分自身で切り開いて行けるといいですね。。
「旅する理由とカウンセリングの共通点とは?」へのコメント
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